2020.05.11
コアから独立した周辺モジュール、先進のアナログ、 通信モジュールを備えた次世代 AVR MCUファミリ
IoTが産業および民生用アプリケーションにおけるネットワーク接続を推進し、
コネクテッド ビークルが車内および操作機能を強化するにつれ、ヒューマンマシン インターフェイスとリアルタイム制御を向上させるため、
より高性能なマイクロコントローラ(MCU)が求められています。
マイクロチップ社は本日(元記事日付2020年5月7日)、PTC(ペリフェラル タッチ コントローラ)を備えた初めての機能安全対応、
次世代のAVR®-DA (MCU)ファミリを発表しました。
マイクロチップ社の
機能安全対応(Functional Safety Ready)指定デバイスは最新の安全機能を備え、
安全マニュアル、FMEDA(Failure Modes, Effects, and Diagnostic Analysis)レポート、
場合によっては診断ソフトウェアでサポートされます。
これらのデバイスを使う事により、エンド アプリケーションの安全性の認証にかかる時間とコストを節約できます。AVR-DAファミリは、堅牢な動作を保証するために複数の安全機能を備えています。
例えば、十分な電源電圧が供給される事を保証するためにパワーオン リセット、ブラウンアウト リセット、電圧レベル監視機能を備えています。
フラッシュメモリ内のアプリケーション コードが有効である事を確認するための CRC(巡回冗長検査)スキャン機能も備えています。コードの整合性を確保する事で、意図しないアプリケーションの挙動を防止できます。
[ブロック図]
[開発ツール]
AVR-DA
ファミリのサポート ソフトウェアおよびハードウェアには様々な選択肢があります。
ソフトウェアは MPLAB®X、MPLAB Xpress、Atmel Studio、コード コンフィグレーション ツールは MCC、START、コンパイラは GCC、XC8、IAR Embedded Workbenchが対応しています。
XC8
コンパイラの機能安全認証済み版は Microchip社の機能安全対応プログラムで提供しています。
ハードウェアは MPLAB PICkit™4デバッガ/プログラマ、MPLAB SNAP、Atmel ICE、AVR128DA48 Curiosity Nano評価用キット等が対応しています。
[在庫/供給状況]
AVR-DAファミリは本日より量産出荷を開始いたします。詳細はお問い合わせください。(元記事日付2020年5月7日)
本記事は、マイクロチップ社プレスリリース2020年5月7日より抜粋した内容を掲載しています。
詳細はお問い合わせください。