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マイクロチップ社、システム設計と展開を簡単にしながら高速なマシンビジョン画像キャプチャを実現する CoaXPress® 2.0デバイスファミリを発表

2020.08.20


業界の標準化団体と、本デバイスを使って新仕様対応 キャプチャカードおよびカメラを開発するお客様を牽引




昨年 12.5 Gbpsの CoaXPress® 2.0インターフェイス規格がリリースされるまで、 製造ラインのスループットを向上させる上での最大の障害は、ベルトコンベアの性能ではなく、マシンビジョン画像キャプチャ ソリューションの性能でした。 マイクロチップ社は今回、マシンビジョンのシステム設計を効率化し、伝送速度を大きく向上させ、 大量生産の瓶詰め作業、食品検査、産業用検査、画像処理アプリケーションへの展開を簡単にするシングルチップ物理層インターフェイス デバイスを発表しました。 これにより、生産現場における CoaXPress (CXP)の可能性が大きく広がります。

マイクロチップ社の EQCO125X40 CoaXPress デバイスファミリは CXP 2.0規格を実装した製品です。本ファミリは、下位互換性を維持しながら全速度レベルでのクロック データ リカバリ機能(CDR)と、現行機材の要求に応えるためのカメラ側クロックを備えています。本ファミリは、カメラとキャプチャカード間の転送速度を従来の 4~8倍にしてマシンビジョン処理スループットを大幅に向上させます。さらに、低消費電力と低レイテンシで、ケーブル/リンク距離を 4倍にできます。

[ブロック図]



[開発ツール]

開発用に マイクロチップ社 CoaXPress 2.0ファミリ (トランスミッタ、レシーバ、リピータ)の評価用ボードを提供します。

[在庫/供給状況]

マイクロチップ社CoaXPress 2.0ファミリには、トランスミッタのみのカメラ側デバイス 1種とシングルチップ トランシーバ デバイス 3種があります。パッケージは全て 16ピン QFNです。マイクロチップ社製 CoaXPress 1.1デバイスに対しては完全な下位互換性を備えていま す。詳細はお問い合わせください。

本記事は、マイクロチップ社プレスリリース2020年8月19日より抜粋した内容を掲載しています。
詳細はお問い合わせください。

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