2017.05.19
各種アナログ周辺モジュール、最大 2つの USB、最大 4ポートの CAN 2.0を内蔵した PIC32MKファミリ
2017年5月16日、マイクロチップ社は、
最新の PIC32マイクロコントローラ(MCU)ファミリを発表しました。
PIC32MKファミリには高精度デュアルモータ制御アプリケーション向けの PIC32MK MC 4製品と、
豊富なシリアル通信モジュールを内蔵した汎用アプリケーション向け PIC32MK GP 8製品があります。
いずれの製品もデジタル信号処理(DSP)命令をサポートした 120 MHz動作の 32ビットコアを内蔵しています。
また、制御アルゴリズムの開発に役立つ倍精度浮動小数点ユニットを MCUコアに内蔵しており、
浮動小数点ベースのモデリングおよびシミュレーション ツールを使ったコード開発が可能です。
PIC32MKファミリの詳細は
www.microchip.com/pic32mkを参照してください。
[開発サポート]
従来の PIC32 MCU同様、PIC32MKファミリを使った開発には
Microchip社の MPLAB® Harmony統合ソフトウェア フレームワーク、
MPLAB X 統合開発環境(IDE)、PIC32向け MPLAB XC32コンパイラ、
MPLAB ICD 3 インサーキット デバッガ、MPLAB REAL ICE™インサーキット エミュレーション システムが使えます。
さらに以下のツールを提供します。
• PIC32MK GPコネクティビティ開発キット
• dsPICDEM MCLV-2開発ボード向け PIC32MKモータ制御プラグイン モ ジュール(PIM)
工学および科学数値計算向けに MathWorks® MATLAB®/Simulink®、
オープンソースの Scilab®で使える PIC32MKファミリのペリフェラル ブロックを提供します。
[在庫/供給状況]
PIC32MKファミリは最大 1 MBのフラッシュおよび 256 KBの SRAMを内蔵し、
64および 100ピン TQFP/QFNパッケージで提供いたします。いずれの製品も本日(元記事日付: 2017年5月16日)より量産出荷を開始いたします。
[ブロック図]
詳細はお問い合わせください。
本記事は、マイクロチップ社プレスリリース2017年5月16日より抜粋した内容を掲載しています。