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エスプレッシフ社(Espressif Systems) 新たなWi-Fi+BT/BLEモジュール ESP32-SOLO-1 をリリース

2018.07.19


Wi-FiとBluetooth(ClassicおよびBLE)接続を組み合わせた国内電波法認証済み




エスプレッシフ社が、新たなWi-Fi+BT/BLEモジュール(ESP32-SOLO-1)をリリースしました。

ESP32-SOLO-1は、Wi-FiとBluetooth(ClassicおよびBLE)接続を組み合わせた 国内電波法認証済みの強力なワイヤレスモジュールです。 ESP32-SOLO-1は、低消費電力センサーネットワークから音声エンコーディング、 音楽ストリーミング、MP3デコードまで幅広いアプリケーションに適しています。



このモジュールのコアにはESP32シリーズの一つであるESP32-S0WDチップを使用しています。ESP32-S0WDはシングルコアですが、デュアルコア対応の周辺機器すべてに接続することが可能です。 ESP32-S0WDは、様々な複雑なIoTアプリケーションで非常に安定した性能を発揮し、 高いコストパフォーマンスを提供します。

【ESP32-S0WD仕様】

   ・SoC:ESP32、シングルコア、低電力Xtensa 32ビットLX6マイクロプロセッサ
   ・ブートとコア機能用に448KBのROM
   ・データと命令用の520KBのオンチップSRAM
   ・RTCのSRAM(16KB)
   ・QSPIフラッシュ/SRAM(最大4 x 16MB)
   ・電源:2.3V~3.6V
   ・SPI、I2S、I2C、SDIO、UART、IR、PWM
   ・温度センサ、タッチセンサ、ADC、DA
   ・接続性:Bluetooth(Classic&BLE)+Wi-Fi b/g/n

Wi-FiとBT ClassicおよびBLEの組み合わせにより、さまざまなアプリケーションシナリオでの比類なき接続性が保証されます。 BT Classicは短波長のUHF電波を使用して短距離でデータを交換するために、ESP32-SOLO-1を携帯電話に安全に接続することができますし、 Wi-Fiは広いエリアでのインターネット接続を可能とします。 さらに、ESP32-SOLO-1はビーコンとして機能し、最大50m以内で携帯型電子機器にBLEを介してその識別子をブロードキャストします。

ESP32-SOLO-1のコア・チップのスリープ電流は5μA未満であり、バッテリ駆動アプリケーションやウェアラブル・エレクトロニクスに適しています。 モジュールは150Mbpsでのデータ転送をサポートし、 アンテナの出力は20.5dBmです。 いくつかの周辺機器は、 他の電子機器との統合を容易にし、業界最高レベルの仕様と優れた性能を提供します。

【ESP32-SOLO-1仕様】



ESP32チップのオペレーティングシステムは、軽いインターネットプロトコル(LwIP)を備えたFreeRTOSです。 ハードウェアアクセラレーションを備えたトランスポートレイヤセキュリティ(TLS 1.2)も組み込まれています。 安全な(暗号化された)OTA(Over-The-Air)アップグレードがサポートされているため、開発者は初期リリース後も最小限の労力で製品をアップグレードできます。

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