エスプレッシフ社の2019年における実績を振り返り、2020年の最新情報をご案内します。

2019年のエスプレッシフ社実績

エスプレッシフ社は2019年、AI開発フレームワーク「ESP-WHO」(顔認識プラットフォーム)と「ESP-WHO」を動作させる開発ボード「ESP-EYE」をリリースし、 開発者のアイデアを即座に形にできるESP-Jumpstartフレームワークを発表しました。また、Espressif音声アシスタントのESP-Skainetも市場に投入しました。  同時に、Google Cloud IoT Platform、Tencent Cloud Platform及びMicrosoft Azure IoT Solutionsとのコラボ製品を強化しました。

また、SIG Bluetooth MeshにESP-BLE-MESHを実装し、Bluetooth-SIGの認証を取得すると同時に、その他のEspressif社製Chip製品も次の追加認証を取得しました。

  - ESP-WROOM-02D : ANATEL / IFETEL
  - ESP32-S2-WROVER : SRRC / CE / FCC
  - ESP32-WROVER-B : Wi-Fi Alliance

さらに、エスプレッシフ社は、2019年7月、上海株式市場STAR(科学技術革新委員会)に株式公開した25社の中に入りました。

これらは、2019年でエスプレッシフ社が成し遂げた2,3例にしかすぎませんが、希望的、楽観的視点で2020年をどのように見ているのかの基本となるものです。 同社の積極性は、技術革新への情熱と世界中の会社と技術的ノウハウをシェアすることに基づいているものです。

2020年のエスプレッシフ社最新情報

エスプレッシフ社は、2020年も技術進化の最前線に立ち、AIOTソリューションを次の段階へ上げるためにさらなる努力を続けます。以下、最新トピックスを3つお知らせします。

1. ESP32フォールトインジェクション攻撃の弱点分析

セキュリティの研究者たちは、 ESP32のフォールトインジェクション攻撃により、セキュリティの劣化や意図しない情報漏もれを招くことがあると指摘しています。 しかしながら、ESP32のセキュリティデザインは多くのエスプレッシフ社製品の安全性を確保しています。 続きはこちら。

2. ESP32、Bluetooth Le 5.0の認証取得

エスプレッシフ社最強のESP32チップが、SIG Bluethoosh LE 5.0の認証を取得しました。 ESP32のマイコンが、Bluethooth LE 4.2からBluetooth LE 5.0にグレードアップしたプロトコルバージョンをサポートできるようになりました。 続きはこちら。

3. Amazon:Free RTOS向け認証取得数が増加

Amazon:Free RTOS向けに、エスプレッシフ社製品は次々に認証を取得しています。 昨年末の12/30には開発ボードのESP-EYEとモジュール製品のESP32-WROOM-32SEの両製品の認証を取得しました。ESP32-SOLO-1の認証も取得済です。 続きはこちら。


本記事は、エスプレッシフ社ニュースレター Vol6. 2020年1月より抜粋した内容を掲載しています。