基本的なデバイス コンフィグレーションからリアルタイム オペレーティング システム(RTOS)を使った設計まで、 32ビット マイクロコントローラ(MCU)アプリケーションは複雑さと開発モデルの点で多岐にわたります。 設計の簡素化または拡張を支援するため、マイクロチップ社は本日(元記事日付2019年3月20日)、 統合ソフトウェア フレームワークである MPLAB® Harmony Version 3.0 (v3) をリリースし、SAM MCUを初めてサポートしました。

このパワフルな開発環境は、Microchip社の 32ビット PICおよび SAM MCUのサポートを漸次追加しており、 各種エンド アプリケーションの要件を満たす選択肢を増やしています。この Version 3.0では、wolfSSL 社との パートナーシップによるロイヤリティ フリーのセキュリティ ソフトウェアや、 アプリケーションの要件に基づいてソフトウェアの一部のみダウンロードできるモジュール式ソフトウェア ダウンロード等、 設計を効率化するための機能も追加しています。

MPLAB Harmony v3は各種アーキテクチャ、性能、アプリケーションに柔軟な選択肢を与える統一プラットフォームであり、 開発者が自分のコンピュータ上で習熟、保守するのは 1つの環境だけで済みます。 MPLAB Harmony Version 3.0は、基本的なデバイス コンフィグレーションからリアルタイム オペレーティング システム(RTOS)を使ったアプリケーションまで、 各種ソフトウェア開発モデルをサポートしています。

MPLAB Harmony Version 3.0を使うと、ソフトウェア スイートの一部のみ必要な時にソフトウェア全体をダウンロードする必要はありません。 例えば、アプリケーションの要求に応じてデバイスドライバまたは TCP/IPスタックのみをダウンロードして時間とハードディスク容量を節約できます。 開発をさらに効率化するため、本ソフトウェアは簡素化されたドライバと最適化された周辺モジュール ライブラリを備えています。 これによりローレベル ドライバに費やす時間と労力を低減し、アプリケーションの差別化に集中できます。

[開発サポート]

SAM MCU向け Xplained Proおよび Ultra評価用プラットフォームは MPLAB Harmony v3でサポートするようになりました。 MPLAB Harmonyは MPLAB X統合開発環境(IDE)と緊密に連携し、マイクロチップ社 MCUで統一したソフトウェア開発環境を提供します。 PIC32 MCUファミリと関連開発プラットフォーム(例: Curiosityボード)はMPLAB Xおよび Harmony開発プラットフォームで引き続きサポートされます。 MPLAB Harmonyは、サードパーティ ソリューション(RTOS、ミドルウェア、ドライバ)も組み込み開発フレームワークにシームレスに統合しています。

[在庫/供給状況]

MPLAB Harmony Version 3.0は、マイクロチップ社のウェブサイトからダウンロードできます。以下のファミリはMPLAB Harmony v3でサポート済みです。

• SAM E/S/V7x
• SAM C21/C20
• SAM D21/D20

以下のファミリは現在ベータサポートです。

• SAM D/E5x
• PIC32MZ EF
• PIC32MZ DA
• PIC32MK

その他の 32ビット SAMおよび PIC32 MCUファミリは 2019年中旬までに漸次サポートして行きます。 今後リリースする MCUファミリも漸次サポートして行きます。

詳細はお問い合わせください。

本記事は、マイクロチップ社プレスリリース2019年3月20日より抜粋した内容を掲載しています。