2017年6月26日、マイクロチップ社は、 新型 MOST150インテリジェント ネットワーク インターフェイス コン トローラ(INIC)を発表しました。 この INICが持つ同軸物理層の全二重通信方式を使うと、 自動車メーカーおよび ティア 1サプライヤは Media Oriented Systems Transport (MOST®)ネットワークを、 リングトポロジだけでなく デイジーチェーンでも構成できます。

全二重デイジーチェーン ネットワークでは、ネットワーク内で隣接する 2つ のデバイスを 1つのケーブルセグメントで 接続できるため、各ネットワーク接続のバックチャンネル用のケーブルとコネクタを削減できます。 また、ネットワークの最後のノードを最初のノードに接続する戻り線も不要です。 配線および部品点数を削減する事でシステムコストを低減でき、 さらに企業平均燃費(CAFE: Corporate Average Fuel Economy)の目標達成およびその他の燃料効率法規に影響する重量も低減します。 このデバイスの詳細はwww.microchip.com/OS81119を参照してください。

[開発サポート]
OS81119は以下のツールとソフトウェアでサポートされます。
• MOST NetServices V3.2.x
• MOST Linuxドライバ
• Microchip社 Unified Centralized Network Stack (UNICENS)
• K2L OS81119 USBアプリケーション ボード
• K2L MOST150 スリムボード ファミリ
• K2L OptoLyzer® MOCCA compact 150cおよび 150o
• K2L INIC Explorer および Microchip Automotive Target Manager (MATM) (OS81119の設 定ファイルとソフトウェア付き)
• K2L MediaLB®バスアナライザ

[在庫/供給状況]
OS81119は QFN88パッケージで提供いたします。デバイスは本日より量産出荷を開始いたします(元記事日付:2017年6月26日)

[ブロック図]

詳細はお問い合わせください。

本記事は、マイクロチップ社プレスリリース2017年6月26日より抜粋した内容を掲載しています。