Ethernetアーキテクチャはこれまでも広く使われており、採用すると様々な応用の設計、 設定、制御を簡単にできます。 これは、より多くのデータを高速に転送する必要があるコネクテッド モビリティでも同じです。 車載ネットワークは、一部のセグメントを休止させオンデマンドで復帰させるパーシャル ネットワーキングに大きく依存しています。 車載 Ethernetのリーダーである マイクロチップ社は本日(元記事日付2020年7月29日)、 一般的なデバイスの約 1/4であるスリープ電流(15 µA未満)を実現した OPEN Alliance TC10スリープ/ウェイクアップ規格準拠 Ethernet物理層トランシーバ(PHY)、LAN8770を発表しました。

LAN8770 は、小型低コストの IEEE 802.3bw-2015仕様準拠シングルポート100BASE-T1 Ethernet PHYであり、5×5 mmまたは 6×6 mmのウェッタブル フランク QFNパッケージで提供します。 この小さなパッケージは、インフォテインメント ヘッドユニット、テレマティクス モジュール、ADAS(先進運転支援システム)等、 スペースの制約が厳しい応用に理想的です。本デバイスは1本の UTP (Unshielded Twisted Pair)で 100 Mbps を転送でき、車載 EMI(電磁干渉)要件を満たし、AEC-Q100 Grade 1 (-40~+125℃)認定済みです。また、 LAN8770は マイクロチップ社の機能安全対応製品です。お客様の最終製品のISO26262安全認証が簡単になるように設計されており、 専用ハードウェア安全機能、FMEDA(故障モード影響診断解析)、安全マニュアルをサポートしています。

LAN8770Mは MII/RMII、LAN8770Rは MII/RMII/RGMIIを使ったEthernet MACとの通信をサポートしています。 RGMIIおよびRMII アプリケーションの場合、外部参照クロックの代わりに 125または 50 MHz参照クロック出力を使う事もできます。

開発ツール

内蔵の LinkMD®ケーブル診断システムを使うと、ケーブル不良、短絡、開放を検出できます。また本デバイスは、レシーバの信号品質表示(SQI)、 過熱、低電圧保護、各種ステータス割り込みサポート、各種ループバックおよびテストモードも備えています。さらに、無償のオンライン設計レビューサービスである Microchip LANCheck®も利用可能です。AUTOSAR®、Linux®、RTOS ソフトウェア ドライバも提供しています。

100BASE-T1から 100BASE-TXへのメディア コンバータ評価用キットは本日より提供を開始いたします。マイクロチップ社製 ATSAMV71-XULT Xplained Ultraマイクロコントローラ キットと SAMA5D3-EDSマイクロプロセッサ キットで使える 100BASE-T1ドータカード評価用ボードも提供を開始いたします。

在庫/供給状況

LAN8770M (MII/RMII)は 5×5 mm 32ピン、LAN8770R (MII/RMII/RGMII)は 6×6 mm 36ピン QFNパッケージで提供いたします。どちらのデバイスも本日より購入可能です。詳細はお問い合わせください。(元記事日付2020年7月29日)

本記事は、マイクロチップ社プレスリリース2020年7月29日より抜粋した内容を掲載しています。
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