
低消費電力、低価格、開発のしやすさが求められる組み込みアプリケーションにおいて数十年の実績を持つマイクロチップ社は本日(元記事日付2026年2月2日)、Arm® Cortex®-M0+コアデバイスのPIC32CファミリにPIC32CM PL10 MCUを追加した事を発表しました。PL10 MCUは、豊富なCIP(コアから独立した周辺モジュール)、5V動作、タッチ機能、統合ツールセット、安全規格への準拠を特長としています。このデバイスファミリは、産業用制御、ビルディング オートメーション、コンシューマ向け電化製品、電動工具、センサベースのシステム等の大量生産アプリケーションを対象としています。マイクロチップ社の統合 MCU 戦略の一環として、PL10デバイスはAVR® MCUとのピン互換性を備えています。
内蔵のPTC(ペリフェラル タッチ コントローラ)と12ビットADC(アナログ/デジタル コンバータ)は、タッチ アプリケーションにおける優れた応答性と、アナログ信号測定のための強力なノイズ耐性を提供するよう設計されています。さらに、追加のオンチップCIP により、時間的制約のある反復的かつ決定論的なタスクをCPUからオフロードし、リアルタイム性能と電力効率を向上させます。PL10はCMSIS(Cortex Microcontroller Software Interface Standard)をサポートしており、モジュール化された再利用可能なアプリケーション コードにより開発期間を短縮できます。
マイクロチップ社の MPLAB®開発エコシステムによるサポートに加え、PL10 ファミリは業界標準ツールおよびIDE(統合開発環境)に対応しており、開発者はソフトウェアの開発、デバッグ、デプロイの方法をより自由に選択できます。互換性のあるサードパーティ製ツールには、Microsoft® Visual Studio Code® (VS Code®)、IAR™ Systems、Arm Keil®、SEGGER, Zephyr®、MikroElektronika 等があります。MPLAB AIコーディング アシスタント等のAI 活用リソースを使えば、コンテクストに応じたコード生成や、製品情報のリアルタイムの取得が可能になり、開発がよりスピーディーかつ簡単になります。
PL10 ファミリは、自動車の電気および電子システムの機能安全に関するISO(国際標準化機構)26262 を含む、様々な業界安全規格に準拠するように設計されています。動作電圧範囲は 1.8~5.5V で、車載、IoT、産業用オートメーション、民生用電気機器等、ノイズの多い環境でも安定した性能を発揮します。PL10 MCU ファミリは、内蔵の MVIO(マルチ電圧 I/O)を活用する事で、外付けのレベルシフタなしで異なる電圧レベルのデバイスに同時に接続できます。
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