
産業環境の自動化とコネクテッド化が進む中、PoE (Power over Ethernet)の需要が高まっています。PoEは、1本のケーブルで信頼性の高い電力とデータを供給する事で産業用アプリケーションを実現し、導入と拡張を容易にします。産業グレードのソリューションを提供するため、マイクロチップ社は本日(元記事日付2026年7月17日)、シングルポートおよびマルチポートPoEの幅広いソリューションをさらに拡充し、産業用アプリケーションとその過酷な環境向けにIEEE 802.3bt規格に準拠するよう設計されたPD-9601GCIミッドスパンを追加した事を発表しました。
マイクロチップ社のPD-9601GCIミッドスパンが、既存の屋内用シングルポートPoEミッドスパンであるPC-9601GCと一線を画すのは、産業グレードである点です。複雑な電気配線工事や電源コンセントの増設を必要とせず、1本のEthernetケーブルで最大90Wの給電と10/100/1000 Mbpsでのデータ通信を実現します。
本デバイスは以下のような特長や機能を備えており、遠隔地や過酷な工場、屋外環境において信頼性の高い動作を実現し、ダウンタイムやサポート対応を最小限に抑えます。
- IP (Ingress Protection)等級対応の密閉型、耐振動金属筐体: IP等級はIP30です。
- 拡張動作温度: -40~75°Cの温度レンジに対応するよう設計されています。
- 拡張電源入力オプション: 20~60VのデュアルDC入力に対応しています。
- 拡張された産業グレードのサージ保護: 産業環境で発生する電圧スパイクからの保護に役立ちます。
- 産業用マウント: DINレール、壁面、パネルマウントに対応しています。
- 産業用オートメーション機器との互換性テスト: メーカーにおける統合作業や信頼性に関する問題を低減するのに役立ちます。
ミッドスパンはネットワーク スイッチの後段に接続し、Ethernetケーブルに電力を注入する事で、電力とデータの両方を供給できます。このようなデバイスは、遠隔地や過酷な環境にPoEを導入する際、利便性とコスト効率に優れたソリューションとなります。IoTデバイスとバンドルすれば、メーカーはネットワーク経由の給電に対応したプラグアンドプレイ ソリューションを提供できます。
マイクロチップ社はPoE技術における25年以上の実績を持ち、IEEE® 802.3af/at/bt規格の標準化にも貢献しました。PoE PSEチップセット、PDチップセット、PoEシステムにわたる幅広いポートフォリオを展開し、お客様の多様なニーズに応えています。マイクロチップ社のPoEソリューションの詳細はウェブサイトをご覧ください。
[価格と在庫/供給状況]
PD-9601GCIミッドスパンは量産品として提供可能です。ご購入はお問い合わせください。
