2024年には世界的に新たな法制度が続々施行され、コンシューマ向けIoTデバイスから重要インフラまでのあらゆるものに対してより厳格なサイバー セキュリティ要件が義務付けられます。これらの新しいセキュリティ コンプライアンス要件を満たすのは製品とサプライチェーンの観点から煩雑であり、高いコストと多くの時間を要する可能性があります。規制要件に準拠した組み込みセキュリティ ソリューションを開発者に提供するため、マイクロチップ社は本日(元記事日付2024年4月30日)、HSM(ハードウェア セキュリティ モジュール) サブシステムと、デバイスの分離と保護を可能にするTrustZone®テクノロジ搭載のArm® Cortex®-M33コアを備えたPIC32CK 32ビットMCU(マイクロコントローラ)の新ファミリを発表しました。

PIC32CK SGはHSMの強固なセキュリティと、ハードウェア ベースの特権環境であるTrustZoneテクノロジを併せ持つ業界初の32ビットデバイスです。マイクロチップ社ミッドレンジMCUの最新の革新は、最新のサイバー セキュリティ規制を満たす製品を設計するのに役立つ費用対効果の高い組み込みセキュリティ ソリューションを提供します。HSMを搭載する事で認証、セキュアデバッグ、セキュアブート、セキュアな更新のためのきわめて高いレベルのセキュリティが確保されるだけでなく、TrustZoneテクノロジにより主要なソフトウェア機能について一層強力な保護が実現されます。HSMは幅広い対称/非対称暗号化標準、真性乱数生成器、セキュアな鍵管理を高速化できます。

マイクロチップ社のPIC32CK MCUはISO 26262機能安全およびISO/SAE 21434サイバー セキュリティ規格をサポートします。柔軟性と費用対効果を高めるため、PIC32CK MCUファミリではエンド アプリケーションの要件に応じてセキュリティ、メモリ、コネクティビティ帯域幅のレベルを調整する幅広いオプションを提供しています。例えば、最大2 MBのデュアルパネル フラッシュと512 KB SRAM、10/100 Ethernet、CAN FD、USB等の各種接続オプションがあります。

産業用の設計、医療用機器、家庭用電化製品、コンシューマ向けIoTデバイス等、さらに強力なセキュリティと安全保護が求められる製品サプライチェーンを対象に、PIC32CKはサービスとしてプロビジョニングするためにマイクロチップ社のTrust Platform Design Suiteでサポートされます。このプラットフォームを使うと、サプライチェーン内のどこにも秘密情報を開示する必要なしに、工場出荷時に鍵、証明書、IPをセキュアにプロビジョニングできるようになります。

[開発ツール]

32ビットPIC32CK 32ビットMCUファミリはMPLAB® Harmony v3とTrust Platform Design Suiteを含むマイクロチップ社のソフトウェア プラットフォームでサポートされています。PIC32CKファミリはEV33A17AEV44P93Aを含むPIC32CK SGおよびPIC32CK GC Curiosity Ultra開発ボードでもサポートされています。

[在庫/供給状況]

PIC32CKファミリは本日(元記事日付2024年4月30日)より受注を開始いたします。詳細とご購入はお問い合わせください。